TRAVEL / EUROPE 2026.08.14/情報再確認 00:30 JST
欧州旅行の前に知っておきたいEESとETIAS――似た名前だけど、役割は別でした
EESは、すでに動いている出入国記録の仕組み。ETIASは、これから始まる事前渡航認証です。旅行前に慌てないよう、ろぶーなりに整理してみました。

こんにちは、ろぶーです。
海外旅行の準備をしていると、似たような名前の制度が出てきて、「結局、何をすればいいの?」となることがあります。
今回気になったのが、ヨーロッパのEESとETIASです。最初は同じような手続きかと思ったのですが、調べてみると役割はまったく別でした。
今回は現地へ行った体験談ではなく、2026年8月14日に欧州委員会の公式案内を再確認してまとめた旅行準備メモです。制度は変わることがあるので、出発直前には公式サイトも確認してください。
分かりやすく一言で言うと
EESは、もう動いている仕組み。ETIASは、まだ申請しなくてよい仕組みです。
EESは2026年4月10日から全面運用中。一方のETIASは2026年の最終四半期に開始予定で、今のところ申請受付は始まっていません。
空港などの国境で使う出入国記録がEES、出発前に取る電子渡航認証がETIAS。まずは、この違いだけ覚えておけば分かりやすいと思います。
今日のろぶーニュース便
EESは、もう始まっています
対象になる短期滞在の旅行者は、旅券情報のほか、顔画像や指紋、入出国の日時・場所などが電子的に記録されます。
EESは出発前の申請ではありません
旅行前にオンラインで申し込む制度ではありません。対象者は、空港などの国境で必要な確認を受けます。
ETIASは、まだ申し込まない
開始は2026年の最終四半期の予定ですが、正確な日はまだ発表されていません。今は申請不要です。
予定料金は20ユーロ
18歳未満と70歳を超える人は料金免除の予定です。ただし、認証そのものが不要になるという意味ではありません。
名前は似ているけれど、ここが違います
EESは、ヨーロッパへ入るときと出るときの記録を電子化する仕組みです。主に短期滞在の非EU旅行者が対象で、これまでの旅券スタンプに代わる役割があります。
一方のETIASは、査証免除で渡航する人が出発前に取得する電子渡航認証です。旅券にひも付き、認証されると原則3年間、または旅券の有効期限まで使えると案内されています。
ちなみに、ETIASの多くの申請は数分で処理される見込みです。ただ、審査によっては4日、追加資料や面接が必要になると、さらに時間がかかることもあります。
「旅行の前日にやれば大丈夫」と決めつけず、始まった後は少し余裕を持って準備したほうが安心ですね。
ろぶーなら出発前にここを確認します
- 旅券の有効期限と、航空券・ホテル予約の氏名表記が合っているか。
- ETIASはまだ始まっていないので、今の段階では料金を払わない。
- EES用の任意アプリは、渡航先の国で使えるのか、できる手続きは何かを確認する。
- 公式URLをブックマークして、広告から似た名前のサイトへ入らない。
特に気をつけたいのは、ETIASに似せた案内です。まだ受付前なのに「今すぐ申請」と表示するサイトがあれば、いったん閉じて公式情報を確認したほうがよいと思います。
ここだけは注意してください
- 開始日、対象国、空港での運用は変わる可能性があります。
- この記事は旅行準備の参考情報で、入国を保証するものではありません。
- 査証の要否や滞在資格は、渡航先の政府や大使館の案内も確認してください。
制度の名前は少しややこしいですが、今の段階では「EESは稼働中、ETIASはまだ申請しない」で大丈夫です。旅行が決まったら、出発前にもう一度確認しておきましょう。